Figmaさん、ついに日本法人設置、そしてPC版アプリが日本語化されましたー!
https://www.figma.com/ja/downloads/
ダウンロードはこちらから
わーぱちぱち、ありがと〜本当にありがと〜。
日本にローカライズをしてくれて、市場価値を感じてくださってるのでしょうか。
ありがたいことです。
実際に使う私の使用感など、個人的感想を書いてみたいと思いますです!
私の環境はこちら
- 簡単で直感的な操作感、初めてでも使いやすい
- 無料でもほぼ全ての機能が使えるデザインツール
- UIUXデザインはお手の物
- ベクター操作も出来てSVG書き出しも出来、アイコン作成出来る
- デザイナーからエンジニアへの連携もわかりやすく、CSSコードも自動で吐き出し
- ディレクション、アイデア出しにも、パワポ代わりにプレゼン作成も
主にUIUXデザイン、また、遠隔で打ち合わせたい、などオンライン環境で大きな力を発揮します。
Adobeのようにイラレ、フォトショ、Dw、XDを4つも覚えるの・・・ええ・・という方の入口にもオススメです。
ではFigmaでこれ出来る?を集めてみました。
1.ipadでどの程度使える?
なぜipadでFigmaを使いたいのか = 持ち運ぶにはノートPCが重いから
ではないですか?
じゃあ作業的に何が出来そうでしょうか
端的に言うと
「落書きならipadでも行けるけど、PCと同じレベルの作業は難しそう」
が私の感想です
ipadで使うとしたら
Figma
ipadアプリではプレビューのみ。
デザイン作業したい場合はFigmaアカウントログインしてブラウザ上でなら可能。
Figjam
ApplePencilでふせん、矢印を書き足したり、落書き出来る。
誰かとコラボもお絵かきもできるので、
ipadの醍醐味である、Apple Pencilを使ったお絵かきをよく活かせるのは
Figjamの方かな、と思います。
その他の使い心地
ipadのFigmaでUIUXなど作成したい、コンポーネントも作って遷移画面も作りたい。
→PCでの作業がおすすめです。
ipadだとフレーム作成などはブラウザ上でしか出来ません。それでも行けるのならアリ。
私はセンシティブな細かい作業をするのに、不慣れなのもありますが、画面が小さくて手間に感じました。
2.エンジニアさんにどうデザイン連携するの?
これはエンジニアさんにもFigmaアカウントだけ無料で作ってもらい、キャンバスリンクを共有して、inspectメニューを見てもらうのは出来ます。
デザインしたものが自動でCSSコード記載されているので作業の手間を助けられるかも。ここはFigmaを使う真骨頂。大変おすすめです。
3.使うのにどのくらいお金かかる?
以前はキャンバスサイズが無限だったのですが、現在は広さに制限が生まれたのと、project数、page数がそれぞれ3つまでになりました。
下書きのままならいくらでも増やせるので、ファイル管理を自分で間違えないようにすればいける、かもしれない。大変そうだけど・・・
これで他の人と作業コラボをしない、プレビューだけ見せれば良い、というなら出来なくもないです。
会社で使いたい、と言う場合、ディレクターさんデザイナーさんの人数だけでも課金がおすすめです。ファイル編集できる人が多い方が効率が抜群に上がります。
編集権限が必要になると1人$15必要です。
edit権限のボタンを押した瞬間付与した瞬間に課金されます。
Figjamは無料プランと有料プランの2つになりました。
無料でFigmaとFigjam、それぞれ3つまでファイルが作れる、だったかな?
コラボ作業はFigjamなら何人でも無料でコラボ作業出来るみたいです。
4.アイコンデザインは出来る?
ipadブラウザでFigmaを開いて、Apple Pencilでパスを描いて作業、は意外とおすすめです。
ipad版のイラレよりもよりシンプルなSVG作成ができます。
ベクター作業をさっとやりたい時、こちらも使える感じがしました。
5.バナーデザインは出来る?
現在のFigmaで出来る画像加工は以下の項目です。
画像からの切り出しや透過の実制作レベルだとPhotoshopがどうしても必要になります。
それ以外のSVGのみで作成するようなものなら、いける、かも?
6.紙媒体用の印刷データ作れる?
PDF出力してデータ納品できるなら、行けるかも・・?
Figmaにはフレームという画面サイズを決める時、いろんな媒体を選べます。
ここでPDFのサイズとしてA4など選べば、PDF書き出しの時、A4になります。
また、先述の通り、デザイン作業自体、矩形や色、SVG作成くらいならFigma内でもいけますが、画像加工については実制作レベルだとPhotoshopがどうしても必要になります。
Figmaには単位がpxしかありませんので、紙媒体用にmm単位に自分で変換しながら考える必要もあります。
級数なんてものももちろんありません。これも大変そう。
あと文字の縦書きは自分で一文字ずつ改行する、みたいな裏技配置が必要です。縦書き機能がありません。